上場株式の譲渡損失の損益通算

Q.サラリーマンですが、株の売買もしているのですが、24年中に上場株式の譲渡について20万円の損失が出てしまいました。株式の譲渡損と配当金との損益通算が可能なようですが、どのように計算されるのでしょうか。配当所得は年間で30万円です。また23年中にも上場株式の譲渡損失が5万円あります。

A.質問者の場合、上場株式等の譲渡損失の金額があるので、上場株式に係る配当所得の金額を限度として、配当所得の金額の計算上控除することができます。計算方法は以下の通りになります。

①30万円(配当所得)-20万円(24年の譲渡損失)=10万円

②10万円(①)-5万円(23年の譲渡損失)=5万円

23年から繰り越された譲渡損失についても配当所得の金額から繰越控除することができます。

 

なお、上場株式に係る譲渡損失と配当所得を損益通算するには、上場株式に係る配当所得について申告分離課税を選択する必要があります。

そのため、配当所得について、総合課税で申告をした年分については、この損益通算制度を使うことはできません。

また、一度総合課税又は分離課税を選択すると、修正申告又は更正の請求により変更することはできませんので、ご注意ください。

 

 

 


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