法人と個人のメリット・デメリット

よく質問を受けるものの一つとして、「個人がよいか?法人を作った方がよいか?」といったことがあります。

しかし、一概にどっちがいいという判断は難しいので、以下に判断材料としてメリット・デメリットを記載いたしました。

なお、飲食店や建築関係など許認可が必要なものについては省いておりますので、ご了承ください。

個人事業主のメリット

・手間がかからない。税務署等への開業届出の提出のみでOK。

・赤字の場合、税金は課税されない。

・青色申告を選択している場合、3年間の純損失の繰越控除ができる。

・青色申告の特典として、10万円控除、また複式簿記を採用していれば65万円の控除ができる。

・交際費は業務上必要なものであれば全額経費計上できる。

・社会保険の加入は従業員が4人未満であれば加入しなくてもよい。

 

 

個人事業主のデメリット

・事業主には給与を支払うことができない。親族についても一定の要件に該当しないと給与を経費として計上することができない。しかも、103万円以下などを満たしても、配偶者控除や扶養控除は適用できなくなる。

・事業所得のほかにたとえば株式の売買があり、損が出たとしても、事業所得とは通算できないなど、損益通算には制限がある。

・累進課税制度のため、所得が大きくなればなるほど税率も高くなる。

・借金などに対する責任は無限責任である。

・社会的信用は法人に比べ低い。

 

次に法人についてです。

 

法人のメリット

・自分や家族に対する給与について、妥当な金額であれば経費として計上できる。

・赤字の場合、9年間の繰り越しができる。

・生命保険等については、経費性が認められるものについては、全額損金や半額損金などの計上ができる

・所得税と違い、株式などの運用損が出た場合、営業利益等と通算できる。

・社会的信用は個人に比べ高い。融資等も個人より受けやすい。

・決算日を自由に決められる。

 

 

法人のデメリット

・たとえ赤字の場合でも必ず、住民税の均等割りが発生する。資本金1000万円以下は通常7万円。

・交際費は限度額が決められており、かつ、支払額が600万円以下であっても10%は損金不算入となる。(税制改正が議論されている)

・設立届出等含め、個人に比べ、処理が煩雑。

・社会保険は原則、強制加入

 

 

以上、つれづれと述べましたが、参考にしていただければ幸いです。

このほかにも単純にはいかなり理由もいくつかあります。

消費税の問題や、事業内容、取引先との関係など。。。

お聞きしたいことがありましたら気軽にご連絡ください。

 

 


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